イカットの帯 インドネシアで手織りで織られた帯です
アジアでつくられた絣布の代名詞としてイカット(ikat)という言葉が使用されるようになりましたが、本来はインドネシアでつくられる絣布を指します。
絣布をつくる工程の中でも括りは、その織物の出来ばえを左右する基礎ともいえる程に重要で、染めに並んで時間の掛かる作業でもあります。
インドネシア語では「結ぶ(結束・束)」ことをikatと言い、そのikatが絣布の共通語としてインドネシア、そして世界に広まったと言われております。
帯の柄については絣模様で、日本の着物にもとても合うようになっており、呉服笠間で提供している川越唐桟など普段着の木綿着物などにはとても合う帯です。
日本の久留米絣のような織方で織られる柄などもあり、インドネシアに柄が逆輸入されているようなものも時々出会います。
柄は世界を旅して、また日本に戻ってくるのですね。
なんとも素敵な帯柄だと思います。
手織の商品は大変貴重になってきており、特に帯巾で織られたものは少ないです。
是非この機会に手に取ってみて下さい。
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